マンガ図書館Zとブログを活用した漫画ビジネス その6 (和歌山のコロナショック)
「新しい漫画広告を描きました!」
今回描いた漫画広告は「町の自転車修理屋さん」に飾ってもらいました。
本当は1~2月くらいには出来る予定だったんですが
確定申告に新型コロナウイルスが重なって
かなり遅れてしまいました。
「すんません。( ;∀;)」
広告漫画は元々
個人で漫画を描いている僕が漫画で収入を得る為に考えた方法でした。
個人事業主になる前
東京の自転車雑誌に漫画を持ち込みに行来ました。
手持ちのシマノの元技術者(仮)の自伝的漫画だけでは交渉は厳しいかもしれないので
「こう言うのも描けますよ」と読み切りで描いた漫画が「てんてらてん!」でした。
僕は面白い漫画が描けないし
漫画雑誌向け以外は描いた事がないし
現代を舞台に漫画を描いた事も無かったので
自分が子供の頃に自転車でおばあちゃんにぶつかった事を思い出して
交通ルール物にしようと思いました。
自分の自転車が可愛い女の子になれば読者はある程度
興味を持って読んでくれるのではないかと
アイデアを練っていき出来たのが「てんてらてん!」でした。
結局持ち込みは失敗でしたが個人事業主となり
出版社などは頼らずに1人でやっていく事にしました。
マンガ図書館Zやブログに漫画を投稿しながら小銭くらいは何とかなると思っていましたが
そんなに世の中は甘い物ではありませんでした。
人気もなく面白くない漫画をこのまま描いていてもダメなので
僕の漫画に企業の広告漫画を載せ
広告収入を得ようと考え着きました。
早速行きつけの自転車屋さんにお願いして
広告漫画を描かせて頂きました。
無名であんまり金を落とさない常連にお店の名前を貸してくれると言う事は非常に有難く
普通は「プロなら金を取れ!」と言うと思いますが
すでにギブアンドテイクは成立しているのでお金は一切取らずに描きました。
「一応、話を持ち掛け了承を得た後、原稿料は?と聞かれました。( ;∀;)」
その後に今回の広告漫画の話を持ち掛け
原稿料に手塚治の原稿料を超える税込10万1円を商談させて頂きましたが
無念の惨敗でした。
「まぁ、いきなりそんな額出してって言っても難しいよね。」
結局この漫画広告も名前を貸して貰えるギブアンドテイクにしました。
二週間ほど前にTwitterにこの事を上げるとニコニコ動画の投稿者を中心に
「いいね!」やリツイートを貰いました。
しかし何時間も掛けて広告漫画を描き
足繫く自転車屋に通ってこれではブログで自転車やMTGの記事を書いたり動画を制作した方が
広報になり少しばかりの利益になります。
これが僕が漫画を描かない理由でもあるのですが
現在は同じジャンルの絵があれば絵が上手い方よりも絵が下手くそでも
Twitterのフォローワーが多ければ「いいね!」やリツイート
コメントが多く付き仕事も舞い込んで来ます。
それは分かっているので色々手を尽くし
フォローワーを増やして来ましたが僕のフォローワーはアクティブユーザーが少ないので期待したほどの結果を得られません。
「思った以上に反応が無い…。(;´・ω・)」
正直言って10年近く漫画を描いて来て
最近は漫画を描くのを止めて色々な物に手を出して
少しでも自立できる様にとやって来ましたが疲れました。
周りの環境が想像以上に早く変わっていくので
体力がなく限られた時間で仕事をしても小学生のこずかいすら稼げないのは
流石にキツイです。
「好きでもないのし金にならないから描かないのは当然でしょ?」
今まで設備投資をしてきたので今年は月々25000円の経費でやり繰りが出来
個人事業主として年商10000円の収益をなんとか上げれるなと思っていた所に
コロナショックが来ました。
ブログや動画は広告収入なのでもろに影響が出ました。
元々ブログの広告収入は100円にも満たない額でしたが
コロナショックで自転車イベントが無くなり今後の予定を全て消し飛び
県内の活動も厳しくなってしまいました。
自転車ブログはシーズンになれば爆発的にブログや動画の検索が増え
それがpvに繋がり広告収入になりましたが
世の中が外出自粛の中
検索が増えるはずもなく非常に厳しいです。
漫画ダメ自転車ダメで最後の望みである
MTGアリーナは思ったほど盛り上がっていません。
MTGはやはり紙で遊ぶユーザーが多く
ブログpvのベースが伸びても広告収入が減って来ているので
プラマイゼロと言った所です。
正に八方塞がりです。
何もできずに指を加えて見てるしかないのが現状です。
しかもこのコロナショックはワクチンが出来ても治験があるで1年半はかかります。
ワクチンが出来て全世界の人に周って元の経済活動が出来る様になるには
3~5年は最低でも掛かると思います。
現在でもエンターテインメント関係が厳しい中
僕が生き残る事は無理です。
僕だけでなく和歌山の会社や個人事業主は医療関係やスーパーマーケットなど以外は全て潰れると思っています。
「和歌山から大企業が撤退してりして、本当に何もなくなる可能もあると思ってます。観光関係はこのままだと今年も持たないと思います。」
僕は自転車に乗って色んな場所に行き
その土地の名物なんかを食べるのが好きです。
人類がコロナショックを乗り越えて和歌山に残っているのがコンビニやスーパーマーケットだけ
なんてのはごめんです。
元々地元を舞台にした漫画に動画
ブログ記事を書いて宣伝や応援してきましたが
これからは和歌山の為に一肌も二肌も脱いでいきます。
正直言って現状の僕では焼け石に水だと思います。
個人事業主なんか止めてスーパーマーケットに就職した方が自分の人生を考えれば良いと思います。
ですが今まで曲がりなりにも和歌山で好き勝手にやらしてもらって
多くの経験を思い出をもらいました。
これからは僕が和歌山に返していく番です。
これは地元の人間その土地に住んでいないと出来ない事だと思います。
和歌山の人間は短期で貧乏で商売が下手です。
ですが自己犠牲が出来る世界一のお節介でもあります。
僕はこのコロナショックを和歌山の人間は乗り越えられると確信しています。
何故なら僕は和歌山の人間だからです。
「人は苦しい時にそれとどう向き合うかで、その人の真価をはかれると思っています。」