カミキリムシ クソ漫画8本目
作品内容
漫画を描き始めて8本目のクソ漫画前編です。
読了ありがとうございます。
この漫画は月刊アフタヌーン、週間モーニングに出した後週間ヤングジャンプに投稿した漫画のコピーの残りです。
ちょっとした雑談。
月刊アフタヌーン、週間モーニングに出した後
原稿を修正して週間ヤングジャンプに投稿したのですが
「持ち込んだ時は枠線がフリーハンドだったので枠線を定規で引き直して、黒く塗りつぶしました。セリフなども修正しました。全体的に前作を引きずってますね.(;^ω^)」
返却希望で出したのに帰って来ませんでした。
「返却希望の場合、切手を貼った封筒に住所を書いた物を原稿と一緒に送ります。」
この漫画は62~64ページあり、とても長いので
当時の自分は気に入った背景やアクションのページだけコピーしました。
1年もかけて描きましたが思った結果は出ませんでした。
「見開きの爆発シーンは1週間もかかりました。」
中間発表まで残りました。
「アフタヌーンの2014の1月号。」
この漫画は僕の中にあるイメージを一番描けた漫画だと思います。
二瓶先生の漫画に影響を受けてから時間が経ちましたが
この頃の自分が描きたかった物は描けたような気がします。
特に漫画を描くにあたり前作から成長はしていませんので
漫画を持ち込んだ時の話でもしたいと思います。
この漫画をアフタヌーンに出した後
原稿は長らく帰って来ませんでした。
8本目の漫画を描いて持ち込んだ時に返してもらったのですが
その時の編集は持ち込んだ漫画を一通り読んで、感想を言った後に「最後に質問は?」
と聞かれたので、当時アフタヌーンとpixivコラボした
最初の数ページだけ見て面白い物に賞をあげ
残りのページは後で描くという企画の
大賞のことについて話しました。
僕「僕の漫画を読んで最初の方だけ面白くてもダメ、最後もちゃんと描かないといけないと言っていましたが、pixivとコラボした奴はどうなんですか?」
今思えば下っ端編集にこんな事聞いてもなと思います。
この頃から人が言われたら嫌な事を言うのが上手くなってきました。
質問するまでは「はい、終わり」という空気でしたが
僕が質問する事でその空気はどこかえ行っちゃっいました。
編集はしぶしぶな表情をしながら一言二言喋っていましたがそれまでのものと比べて覇気がなく
編集「このビル見て、僕らが稼いだから大きいビル(講談社)立てれた。君の漫画はお金にならない。」
と言うような話に発展していきました。(一方的)
僕(おめー、それ漫画家の前でいえんのか( ゚д゚)、ペッ)
とこの時心の中で思っていました。
編集「アフタヌーンに持ち込んでくる人の多くがこういう漫画ならとってくれると思ってる。僕らが欲しいのは面白いマンガ。」
「もしこの記事をお読み頂いている方がアフタヌーンに持ち込み、投稿を考えている方であればこのコメントは参考になると思います。アフタヌーンは個性的な漫画が多いので勘違いしがちですが、面白い漫画が個性的なんです。このコメントは僕みたいな面白くない漫画をアフタヌーンに持ち込みした人は結構言われてるとおもいます。」
もう話すことも無くなったので最後に
僕「この前の四季賞に投稿したんですが、まだ返却されてないので返してもらってもいいですか?」
編集はだるそうでしたが、原稿を取りにいってくれました。
編集が帰ってくると原稿の宛名確認をしました。
編集「井上さんでよろしいでしょうか。(住所とか)」
僕「はい、それで間違いないです。」
編集「はい。(机にポイでドサッ)」
僕「(*^-^*)......!( ゚Д゚)」
僕「原稿ちゃんとそろってるか確認しますね。(;^ω^)」
返してもらった原稿と持ち込んだ原稿をカバンにかたずけてる間、編集は立って待っていました。
「「はよせいよ。」という無言の圧が強かったです。」
そのあとはエレベーターまでお見送りしてもらいました。
「けだるいお辞儀付き。」
この後はすぐにモーニングに持ち込みしました。
「これ以降アフタヌーンを読んだり、漫画を持ち込んだり、投稿したりすることはありませんでした。( ゚д゚)、ペッ」
「漫画をこのままにするのもあれなので、時間を見つけて描き直したいと思います。」
次回「カミキリムシ クソ漫画7本目 後編」