カクレンボ クソ漫画5本目
作品内容
漫画を描き始めて5本目のクソ漫画です。
読了ありがとうございます。
マンガ図書館Zやkindleでも漫画を投稿しているので
よろしければそちらものぞいてみてください。
以下ビッグガンガン編集部【第3回BG漫画賞】のコメント
絵について、ペン入れ2、デッサン力1、描き込み1。
キャラクター、個性1、表情2。
ストーリー・ギャグ構成、ストーリー・ギャグ1、オリジナリティ2、構成力1
【5段階評価】
それぞれのキャラの心情が伝わり伝わりにくいです。
もっと心の言葉を入れるか心情表現をオーバーに描きましょう。
ホムンクルスのヴィジュアルにももうひと工夫あるとより読者は引き込まれると思います。
後半激しいバトルや悲しい雰囲気を煽る為にミーナと郵便局員の2人の時間をもっと温かく印象的に描けるといいでしょう。
そうすることでラストの救いがより効果的になるはずです。
反対にナナはもっと悲しみと狂気感が出せるといいでしょう。
その際ちゃんと読者に「かわいそう」と思わせられるようにしましょう。
また女の子をもっと描けるようになりましょう。
どんな作品であってもそれは大きい力になります。
今回の青年誌への応募ですのでもう少し女の子のサービスカットがあってもいいかもしれません。
ホムンクルスの実験シーンやナナとの戦闘シーンなど。次回も是非お待ちしています!
「ビックガンガンが創刊間もないと言うのもあると思いますが、こんな拙い漫画でも返却の原稿にビニールをかけたり、コメントも大変丁寧にしていただきました。(>_<)」
以下佐藤秀峰氏のコメント
丁寧に描かれているが、ネームが稚拙でわかりにくい。
自分が描きたい世界観を、どのような順番でどのように伝えたら読者に理解してもらえるのか、面白がってもらえるのかを考えて欲しい。
読み手に立場に立って考える習慣を身につけて欲しい。
ちょっとした雑談。
この漫画は専門学校2年の時に描いた物です。
前作のクロヒメで自分の中にあるものを
全て吐き出したため
描くものが無く、搾りカスで何とか描き上げました。
「漫画を描いていてこの時期が一番描くのが苦しかったです。何をいていいのか分からず、何か描き始めても2.3pで止まってしまう。そんな事が続き、何とかするため漫画やアニメ、映画以外にも小説、自伝本などの自分が今まで興味を持っていないジャンル(女性向けとか古い作品など)も見るようになりました。」
bicyclemanga.hatenablog.com
前作の「クロヒメ」を学科の先生や自分で添削した結果
以下のような目標を立てました。
ストーリーはシンプルに。
「話の枝をかなり減らしました。と言うより枝が出るほどのめり込んでいません。ある漫画を読んでいて、ホムンクルスの(設定)っていいなぁくらいで描きはじめた物なので、話の深堀とかないです。ただ僕にも意地があるので最後のセリフだけは何とか絞り出しました。」
中身が無い分
絵のディテールを上げる。
「背景の建物や服装のチャックなど、集中線やスピード線をキレイに仕上げる。背景のトレースの導入(真ん中あたりのpにある俯瞰の街並みのみ)。ポンポンの導入(てるてる坊主を作ってインクを付ける奴、長い事お世話になる技法)。メインキャラクターを続投させて、絵を少しでも安定させる(前々からキャラクターに骨格が無い、ゴム人形みたいと言われていたので、ようやく意識して描き始めている)。
プロットを描く。
「文章を書いたり読んだりするのが苦手だったので、少しは良い練習になりました。起承転結が成立しているか何度も確認したり、前後関係の繋ぎを少しでもよくしようと奮闘していました。プロットを書いてこれかよ!と思われるかもしれませんが、漫画のために取り組んだ事はその漫画ではほとんど結果として表れていません。なぜなら付け焼き刃と言う言葉があるように、時自分の中で消化されていないからです。正直に言ってこの漫画には前作より酷いです。これは学科の先生にも言われました(熱が無い)。ですがここで苦しんだ分、次で結果がでました。一度自分の中が空っぽになった分、変なしがらみが取れ、自分の中には何がある?と自問自答を繰り返していくことで(これが本当に辛い)自分の中に今まで気づかなかった自分がいることに気付く事ができました。漫画を読んでいて、この作者は今どんな気持ちで描いているのかも少しずつ分かるようになりました。」
この漫画を描くにあたり
多くの壁にぶち当たりました。
何かを成し遂げるためには
避ける事ができない壁があると思います。
小さい壁なら避けたり出来るかもしれませんが
いつまでもそれが出来るとは限りません。
壁の前で立ち尽くす事も
逃げる事も出来ましたが
僕は選びませんでした
選ぶ事が出来ませんでした。
壁の前で自問自答をしていく日々は辛かったですが
その中で壁を超える方法
壊す方法を一つ見つけました。
それは自分の一番得意な事
好きな事を伸ばす事でした。
他が0点でも一つ100点があるならそれを伸ばしていく
全部0点なら一番好きなものを伸ばしていく
そうする事で壁を乗り越えていく事が出来ました。
「僕が自問自答を繰り返していくなかで自分が今まで得意と思っていた事、不得意と思っていた事が逆転する時や自分の頭が悪い事を自覚して質の高いアイデア1個より質の低いアイデアでも100個考えてる事の方が自分の脳みそにあっているんだなと感じた時(僕は頭もケイデンスと呼んでます)、自分の感情や行動、無意識な時、人との関係を言葉にしてみようと言語化を閃いた時の「はっ」と脳が目覚める瞬間が好きです。[
脳がアップデートされる感じ)」
こんな漫画でも
これから漫画を描いたり投稿や持ち込みをしようと考えている方の添削や参考になれば幸いです。
長々と書きましたが
ここまで読んで下さり本当にありがとうございました。
「(__)」